インドネシア産ノニジュースは寿命延長

インドネシア産ノニジュースの寿命延長作用に関する論文


自然発症高血圧易卒中発症ラット(SHRSP)の脳における一酸化窒素生成促進によるノニ果実ジュースの脳卒中抑制効果
The Effect of Morinda citrifolia (Noni) Fruit Juice on the Prevention of Stroke by Promoting Production of Nitric Oxide through the Brain of Spontaneous Hypertensive Stroke Prone (SHRSP) Rats
Maya Kudo, Hisae Yoshitomi, Toshiaki Nishigaki, and Ming Gao
Journal of Nutrition Therapeutics, 2018, 7, 1-12

研究方法

1本研究にはインドネシア産新鮮100%ノニジュースを使用。
2医薬品開発に使用される自然高血圧発症易脳卒中ラット(SHRSP)を使用
3体重、餌・水摂取量、収縮期および拡張期血圧、心拍数を測定
4動物死亡までの日数を計測
5尿中に排泄された一酸化窒素量(NO)を測定
6脳の一酸化窒素産生酵素を測定
7一酸化窒素産生経路がインスリン依存性、インスリン非依存性であるかを検討

結果


1 ノニジュースは体重、餌・水摂取量、心拍数に影響なし (副作用がないことの現れ)

2ノニジュースは収縮期(最高)血圧と拡張期(最低)血圧を下げる

収縮期血圧(上)も拡張期血圧(下)もノニジュースは下げる。
本実験以外にも3回同実験を行い4週時にも有意な血圧低下を確認済み

3ノニジュースは全動物が死亡するまでの日数や平均生存日数を延ばす(約2倍)

ノニジュースは寿命を延長させる

平均死亡は対照群で80日に対して、ノニジュース投与群では120日と50%延長

4 ノニジュースは一酸化窒素を2~3倍増加させる

ノニジュースは一酸化窒素(NO)産生を増加させる

5ノニジュースは脳の一酸化窒素合成酵素 (eNOS)の活性を上げる

脳の血管においてノニジュースは一酸化窒素合成酵素の活性を上昇させる

6ノニジュースはインスリンが関与しない経路で一酸化窒素合成酵素(eNOS)を増加させる

結論

インドネシア産新鮮100%ノニジュースは、インスリンの働きとは別の経路で脳血管の一酸化窒素 (NO)を増加させ、血管障害を抑制するとともに血液循環を改善する。
その結果、脳卒中の発生を遅らせ、寿命延長作用があると結論される。

ノニジュースの多様な効果

同様のことは心臓において、血管障害や血液循環を改善し心筋梗塞を抑制すると考えられる。
脳や心臓以外でも、ノニジュースは臓器や組織に対して同様に働き、糖尿病の改善、健康維持・促進、健康長寿に貢献する。

ノニジュースによる一酸化窒素産生酵素(eNOS)の活性増加を示す一連のたんぱくリン酸化の流れ

インスリンが関与しない経路で一酸化窒素を増やし、血圧を下げる機構

インスリンが関係しない経路で生理学的な作用を発揮します。
1型、2型糖尿病においても、インスリンと関係なく、血液中のグルコースを筋肉細胞に積極的に取り込み糖尿病に効果があることが理解できます。

今後の研究課題

高血圧、脳卒中や脳内血圧循環の増悪に伴う認知症を、ノニジュースが抑制や改善をするかという点が注目される。
高齢化社会により増加する認知症患者にとって、ノニジュースの効果は朗報になることを期待し、研究は継続されている。


西垣敏明

昭和23年兵庫県生まれ。県立八鹿高校、長崎大学薬学部卒業。薬剤師、医学博士(信州大学)。
製薬会社にて新薬の安全性研究に従事し、(財)食品薬品研究センター、国際協力事業団(JICA)派遣の専門家としてフィリピン保健省で国際協力に従事。
フィリピンに霊長類を用いた医薬品研究所設立に関与し、ODAの無償協力案件調査に従事。
インドネシアでノニに出会い、以後ノニおよびその他インドネシア産熱帯薬用植物の研究開発をインドネシア政府と共同で行っている。
東京ノニ研究所代表、信州大学医学部特別研究員。著書:ノニ科学読本1~4、漫画みなみのノニ子ドタバタ奮闘記、博士の愛したブアメラなど

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