武漢ウイルス感染症:アジア人と白人の差(続編)

武漢ウイルス感染症には明らかな人種差がある

2020年5月27日現在のhttps://www.worldometers.info/coronavirus/の統計による、武漢ウイルス感染症の日本を含むアジア諸国と主な白人諸国の感染状況を報告しました。
今回、2020年7月16日現在、前回より50日後の状況をお示しするとともに、比較をしてみました。
黒字は前回、今回の者は赤字でしまします。

2020年7月17日の集計では、全世界の感染病患者数は13,692,606人(5,681,601人)、死者は586,839人(352,168)に達している。
前回との比較では感染患者数は2.4倍、死者数は1.7倍と患者数に対しては減少しています。
死亡者数/感染患者数は、前回は6.2%であったのが今回は4.3%と死亡率の低下が認められました。

わが国では、本年4月7日から非常事態宣言に基づき外出、集会、密集、学校閉鎖などで流行の拡大抑制を行いましたが、
新規感染者(感染患者であるかは日本政府発表無し)数は減少し、5月25日に非常事態を解除しました。
日本の大きな問題は、東京をはじめとする地方自治体がPCR検査を特定の業種と壮健で無症状者に行い、陽性者をあたかも武漢ウイルス感染患者のように報告していることです。

公衆衛生に責任を持つ保健所が、医院・医師の役割を行う奇妙な現象が起きています。
発熱、のどの痛み、疲れなどがある場合、医者に行くのか保健所に届けるのかも不明です。

ヨーロッパ、北アメリカやアジア諸国では、感染のピークを過ぎ収束に向かっているように思われますが、依然と感染者や死者は増加しています。
この50日間の大きな変化は、アフリカや南アメリカの国々で今だ感染が拡大していることです。

統計表の見方
下記の表は、主として白人が主な国家とアジア諸国の本日までの感染者数(Total Cases), 全死亡者数(Total Deaths), そしてそれらの人口100万人当りの数値(Tot Cases/1M pop, Deaths/1M pop)を示したものです。

赤い文字は欧州と北米の白人国家を、アジア諸国は青で示しました。
本日の人口100万人あたりの世界平均の感染者数は1,757人(729人)、死亡者数は75.3人(約45人)です。
なお、全世界の感染患者数に対する死亡者数、すなわち死亡率は50日前は6.2%でしたが、本日は4.3%です。
治療法の改善あるいは免疫獲得による減少と考えられます。

アジアと欧州の差
50日間の感染状態の比較で分かるように、赤字で示した白人国家では対人口あたりの感染者数も死亡者数も平均数値をはるかに超えています。
一方、青色で示すアジアの諸国では何れも平均値以下であり、白人国家と明瞭な差が認められます。

中国は、正確な数値を公表しない特殊国家ですので、無視してよいと思います。
ロシアの感染状況は悪化していますが、白人の感染状況に近づいた事を示します。

南米国家とアフリカの感染拡大
一方、本日の統計では、南米各国とアフリカでの感染患者数と死者数が顕著に増加しています。
ブラジル、ペルー、チリ、メキシコや南アフリカの国々です。
感染者数にランクでは上位を占めるようになりました。
前回の報告では、これらの国々の統計を無視していましたが、今回は取り上げました。

これら白人の植民地になったこれら国々の先住民と移住白人、そして両者の混血の人口比率は不明です。
アジア人と同類のモンゴロイド人種が多いのか、あるいは白人が優位なのか?
白人国家と同じ感染状況に近づいており、恐らく体質や生活様式は白人国家に属するのではないかと思われます。
感染が遅れたのは、中国-北アメリカ・欧州からの感染拡大に地理的に時間差が出たものでしょう。


地図で見る世界の感染者数死亡者数

日本は感染症対策に成功した国か?

発展国としての日本は、欧米の発展国に比して感染者数も死亡者数も非常に少ないことは明白です。
世界保健機関(WHO)のみならず諸外国から、日本は武漢ウイルス感染症対策に成功した国として評価されています。
実際にそうでしょうか。

日本の現状とアジア諸国
本日の日本の対人口100万人当たりの感染者数(患者数?)と死亡者数は、それぞれ187人と8人です。
世界全体平均のほぼ1/10です。
死亡率は4.4%で世界平均とほぼ同じです。
死亡者は、65歳以上、特に80歳以上に集中していますが、他国との比較は今回はできませんでした。

前回と比べて、対人口当たり感染者数や死亡者数は南アジアのインド、パキスタン、バングラデッシュ、インドネシア、フィリッピン、アフガニスタンなど一部の国で、日本より多い場合もありますが、押しなべて白人諸国と比べて少ないことが分かります。
タイ、スリランカ、香港、台湾、ベトナム、韓国などは、はるかに日本より感染程度が低いこと注目に値します。

このように分析すると、決して日本のいわゆる感染防御施策が大成功に終わったとは言えないと思われます。
特に発展途上国の医療体制を考慮すると、日本の感染拡大抑制策が大きな成果を上げたと思われません。
感染者に対する死亡率は世界平均であり、感染して発症した場合の治療体制が有意に勝っているとは言えません。

元来のアジア人と白人の差に帰すると考えざるを得ないと、再度の結論です。
その詳細については推測の域を出ません。

# Country,
Other
Total
Cases
Total Deaths Tot Cases/
1M pop
Deaths/
1M pop

World

13,697,019
5,681,601

586,888
352,168

1,757
729

75.3

45.2

1 USA 3,616,747
1,725,275
140,140
100,579
10,924
5,215
423
304
2

4
3

5

6

7

8

Brazil 

Russia

Peru

Chile

Mexico

South Africa

1,970,909

746,369
362,342

337,724

321,205

317,635

311,049

140,140

11,770
3,807

12,417

7,186

36,906

4,453

9,270

5,114
2,483

10,238

16,797

2,463

5,242

355

81
26

378

376

286

75

9
4
Spain 304,574
283,339
28,413
27,117
6,514
6,060
608
580
10
5
UK 291,911
265,227
45,053
37,048
4,299
3,909
664
546
13
6
Italy 243,506
230,555
34,997
32,955
4,028
3,813
579
545
18
7
France 173,304
182,722
30,120
28,530
2,655
2,800
461
437
16
8
Germany 201,252
181,288
9,148
8,498
2,402
2,164
109
101
3
10
India 970,169
150,793
24,929
4,344
703
109
18
3
21
13
Canada 108,829
86,647
8,810
6,639
2,882
2,298
233
176
25
14
China 83,612
82,992
4,634
4,634
58
58
3
3
7
17
Mexico 317,635
74,560
36,906
8,134
2,463
579
286
63
12
18
Pakistan 257,914
57,705
5,426
1,197
1,167
262
25
5
31
19
Belgium 62,872
57,455
9,788
9,334
5,424
4,959
844
806
38
21
Netherlands 51,252
45,578
6,136
5,856
2,991
2,661
358
342
29
22
Belarus 65,443
38,059
480
208
6,926
4,028
51
22
17
24
Bangladesh 193,590
36,751
2,457
522
1,175
223
15
3
27
25
Sweden 76,492
34,440
5,572
4,125
7,572
3,412
552
409
42
26
Singapore 46,878
32,343
27
23
8,010
5,533
5
4
41
28
Portugal 47,426
31,007
1,676
1,342
4,652
3,040
164
132
49
29
Switzerland 33,148
30,761
1,968
1,915
3,829
3,557
227
221
53
30
Ireland 25,683
24,735
1,748
1,615
5,199
5,015
354
327
26
32
Indonesia 80,094
23,165
3,797
1,418
293
85
14
5
44
35
Poland 38,721
22,074
1,594
1,024
1,023
583
42
27
36
36
Ukraine 55,607
21,584
1,427
644
1,272
493
33
15
48
38
Romania 34,226
18,429
1,952
1,216
1,780
957
101
63
43
39
Israel 44,188
16,757
376
281
4,804
1,822
41
31
56
40
Japan
22,508
16,623
984
846
178
131
8
7
60
41
Austria 19,154
16,557
710
643
2,126
1,839
79
71
33
43
Philippines 58,850
14,669
1,614
886
537
134
15
8
45
45
Afghanistan 34,994
11,831
1,094
220
898
305
28
6
68
47
Denmark 13,092
11,428
610
563
2,260
1,974
105
97
59
48
Serbia 19,334
11,227
429
239
2,213
1,284
49
27
65
49
S. Korea 13,612
11,225
291
269
265
219
6
5
66
51
Czechia 13,475
9,050
355
317
1,258
845
33
30
75
54
Norway 9,011
8,383
253
235
1,662
1,547
47
43
77
57
Malaysia 8,734
7,604
122
115
270
235
4
4
84
64
Finland 7,296
6,628
328
312
1,317
1,196
59
56
93
69
Luxembourg
5,122
3,995
111
110
8.178
6,393
177
176
96
71
Hungary 4,263
3,771
595
499
441
390
62
52
100
77
Thailand 3,236
3,045
58
57
46
44
0.8
0.8
78 Greece 2,892 173 277 17
81 Bulgaria 2,443 130 351 19
82 Bosnia and Herzegovina 2,416 149 736 45
84 Croatia 2,244 101 546 25
116
90
Iceland 1,911
1,804
10
10
5,599
5,290
29
29
94 Slovakia 1,513 28 277 5
96 Slovenia 1,469 108 707 52
107
100
Sri Lanka 2,671
1,319
11
10
125
62
0.5
0.5
124
105
Hong Kong 1,589
1,066
10
4
212
142
1
0.5
61
119
Nepal 17,177
772
39
4
589
27
1
0.1
123 Georgia 732 12 183 3
129 San Marino 666 42 19,632 1,238
158
138
Taiwan 451
441
7
7
19
19
0.3
0.3
160
146
Vietnam 381
327
0
0
4
3
0
0
162
155
Myanmar 337
206
6
6
6
4
0.1
0.1
177
160
Brunei 141
141
3
1
322
323
7
2
167
161
Mongolia 261
141
0
0
80
43
0
0
175
165
Cambodia 166
124
0
0
10
7
0
0
180
171
Monaco 109
98
4
4
2,777
2,499
102
102
201
191
Laos 19
19
0
0
3
3
0
0
202 Greenland 12 211
203 Vatican city 12 14,981  
210 Papua New Guinea 11
8
0
0
1
0.9
0
0

 

武漢ウイルス感染症に対するアジア人と白人の差の要因は?

この問題点についての解析は、東京ノニ研究所の能力を超えています。

武漢ウイルス禍の収束後に感染症学、疫学、文化人類学、遺伝子学、あるいは国際政治学などの専門家によって明らかにされるでしょう。
今後も人類を様々な細菌、ウイルスによる感染症は襲いかかると思いますが、要因解析はその要望対策、拡大防止、治療等に有益な情報を与えるでしょう。

解析に最も重要な日本の感染症の科学的な分析が全く公表されていません。
恐らく、行っていないのでしょう。
日本の実態を正確に把握して、他国、他民族との比較が行われることが望ましいのですが、現段階ではできません。

東京ノニ研究所としては、アジア人と白人の武漢ウイルス感染の差の要因について、前回と同じような問題提起をしておきます。

1.自然免疫能力の差
20万年前に出アフリカから数万年前にアジア地域に辿り着いたアジア人は、その間様々なウイルス、細菌による感染を克服してきています。
この間、アジア人はインド洋に沿ってパプア島に達し、一部はスンダランドから北上し東南アジア、日本へは5~6万年前に到着し縄文文化を開花させたのです。
モンゴロイドです。
一方、いわゆる白人と言われるカーカソイド人種は、中東辺りから北上し現在のヨーロッパに移動し、皮膚のメラニン色素が必要ない地域に定住したのです。
15世紀以降の植民地時代に入り、白人種は南北アメリカ、アジア、そしてアフリカを植民地として征服し、現在の住民は程度は異なるが先住民との混血によって構成されているのでしょう。

2.コロナウイルスに対する免疫獲得済み
4種類のコロナウイルスは風邪の原因として既に共生している。
SARS禍の場合も比較的軽度な被害で終息し、日本では一人の感染患者も出ていません。
これらコロナウイルスと類縁のコロナウイルスに対して既に免疫獲得していると考えることができます。
集団免疫率の調査が必須です。
どのウイルスでも根絶させることは困難です。
ウイルスとの共生を念頭に研究する必要があります。

3.遺伝子の違い
免疫応答を中心として遺伝子の攻勢が、アジア人と白人では異なる。
日本では、武漢ウイルス感染に罹患しやすいDNAの分析研究が始まっています。
より詳細な感染者・感染千患者情報がまとまっていない現在、時間の浪費と思うのは私だけでしょうか?

4.細菌叢の違い
腸内細菌叢のみならず、呼吸器、泌尿器の細菌叢に違いがあり、コロナウイルス発症にこれら細菌が関与するとの報告があります。
1例を挙げると、グラム陰性嫌気性桿菌であるプレボテラ菌の共生には、種族、民族で違いがあると推測されます。
コロナウイルスがバクテリオファージとしてプレボテラ菌に侵入・増殖、サイトカインストームを誘発する可能性がある。
しかしながら、残念ながら、プレボテラ菌の民族間の比較研究は、殆どされていません。
さらに、プレボテラに対するマクロライド系の抗生物質の効の可能性があるにも拘わらず、臨床研究は実施されていないようです。

5.生活様式
食生活を含む生活様式、および清潔感の違いがアジア人と白人では大きく異なることも考えられます。
植物性食品を多く食べるアジア人、動物性食品中心の白人では、腸内細菌叢は異なるのは当然です。
濃厚な接触を避けるアジア人と抱擁や接吻を好む白人、などなど日常生活全般の違いによると最終的に言えるかもしれません。
工場生産の加工食品を食べる白人と比較的天然の食品を好むアジア人も関係するのではないかと推測します。

6.洗浄トイレに普及による差
日本の一般家庭の洗浄トイレの普及率は、86%以上です。
現在ではホテルではほぼ100%、駅などの公衆トイレも洗浄トイレが普及してきています。
新型コロナウイルスの感染経路として、空気感染の可能性を否定するものでありません。
しかし、より可能性が高い感染経路は糞便などを介した物‐人‐物感染が重要だと考えています。
集団感染(クラスター)の場合も、トイレを共有しているでしょう。
他の国のトイレについては、よくわかりませんが、日本ほど洗浄トイレや清潔なトイレが普及しているとは思えません。

SARS禍の台湾でSARS感染者が宿泊したホテルの清掃で、感染患者の部屋と他の部屋を共通の水と清掃道具を使用して感染拡大が起きています。
また、SARS禍の際にアメリカのジャーナリストはマスクを装着することなく、感染患者数百人に面接したそうです。
マスクの代わりにゴム手袋をし、手袋を洗うことで全く感染していません。
このような例は、ことなウイルスは物-人-物感染を示唆するものです。

7.ファクターX
上述の仮説に加えて、現在思いつかない原因で武漢ウイルス感染が拡大した可能性もあります。
意外と通常のウイルス感染であり、器質的な疾患や加齢による健康状態の悪化状態の場合、ウイルスのよって増悪したのかも知れません。

 

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