1日何回トイレに?

グアーガムと便秘

便通改善食品としてグアーガム分解物が、新聞広告で紹介されていました。
Wikipedia によるとグアーガムは、グアー豆のいわゆる胚乳(正確には子葉)部から得られる水溶性の天然多糖類のことである。
CAS登録番号は9000-30-0。直鎖状に結合したマンノース2分子に1分子のガラクトースの側鎖をもつ多糖類である。分子量は20~30万。
油田、ガス田 – 地層の亀裂・空隙を保持するためにも用いられ、インドネシアでその存在を知っていた。

この広告が気になったのは、グアーガム分解物そのものでなく、臨床試験に参加された方の排便回数です。

1週間に排便回数が平均4回弱のかたが、グアーガム5gを毎日飲むと、1週後には1.2回増え、2週後には1.76回増えたという結果です。
いずれも1日1回の排便が達成できていません。

そもそも、便通改善作用とは便秘の改善だと思うのですが、便秘とは以下のように定義されています。
3日以上の排便間隔と残便感を基準とし
1.排便の頻度が週2回以下で、便が硬く、排便困難、残便感がある状態
2.3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態

グアーガム臨床試験に参加された方は、便秘ではなく、1日1回は排便を望んでいる場合の試験であると思われます。

1日何回の排便が理想的か

長い間マウス・ラット・犬・ウサギ・サルを用いた動物実験、犬と猫を飼っていた経験から、動物が便秘になったという例を見たことがありません。
マウス・ラット・ウサギの場合は、1日中餌を与えていますので通常夜間に摂食しますが、起きているときには餌を食べ、翌朝には糞受けに大量の排便を見ることができます。
ペットの犬も猫も基本的に1日1回餌を与えますが、排便回数を観察したことはありませんが、おおむね1日1回排便するようです。

人間の場合、昔は1日2食でしたが、いつの間にか1日3食が定着してきています。
私は、30年以上朝食抜きの1日2食です。
貧乏な子供の頃も1日朝と夕の2食のことがたびたびありました。

人間の生理を考えると、食べた回数だけ排便するのが普通であると教わり、信じています。
生活習慣、食事の内容によって、その回数は様々でしょう。

食べ物が胃の中に入り、続いて小腸に移行して消化と栄養分の吸収が行われ、残分が大腸でビタミン合成の機会を得るのです。
食物が胃腸に到達した段階で、神経反射によって排便が促され、不要になったものは排泄されるのです。

ですから、基本的には食事をした回数だけトイレに駆け込むのが健康な方の生理現象だと思うのです。
尾籠な話ですが、私の場合、コーヒー、たばこ、新聞が朝の朝食代わりですが、毎朝排便します。
昼食後にもトイレに飛び込みますが、朝便の残りかコーヒーのようです。
夕食後は、不思議なことにトイレには殆どいきません。
昼食の食べ物は、仕事柄消化と吸収が遅く、夕食と一緒に朝まで消化・吸収が行われているようです。

ノニジュースは便通を整える

便秘の有訴者率(2013年)は、男性が約33.1%、女性は約67%であり、男女ともに60歳以上になると急激に増加するが、女性では20歳代で増加すると言われています。
子供はほとんど便秘はなく、黄色くて太いウンチをする荷を見ると羨ましくなります。

排便については、多くの方に率直に話し合えるテーマでありませんが、フィリピンに単身赴任して時には便秘で悩まされました。
野菜が少なかったようです。
解決策として毎朝バナナとミルクのジュースを飲むこととして、生で食べておいしいレタスを摂るようにして解決しました。
尿酸値も正常まで低下しました。
それでも、排便の頻度やタイミングは一定ではありません。

ノニジュースを定期的に飲用し始めてから、どうも今のように朝たっぷり排出するようになったと思います。
同じことは女房も言えます。
以前は、子育て、家事、仕事と多忙な毎日を送っていた妻は、夜トイレに行くか、不定期だったようです。
しかし、ノニジュースを毎晩飲用し始めてから、毎朝の定期便となっています。

ノニジュースに含まれるスコポレチンが、小腸内の鍍銀細胞を刺激し、トリプトファンからセロトニンを産生させます。
セロトニンは脳内の伝達物質として有名ですが、体内の90%以上は腸内に存在しています。
腸内のセロトニンは腸管の平滑筋を刺激して、蠕動運動を盛んにして排便に良い作用を引き起こすのです。

また、ペクチンという特殊な多糖類は、大腸菌内の善玉菌の餌になり、大腸の環境を整えてくれます。

上記したグアーガムのような多糖類もよいかもしれませんが、5g摂取はしんどく、他の野菜類に置き換えてもよいと思います。
ローフードの考えです。

 

 

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