99%の人が知らない薬の本当の話」:藤川一郎著を読んで
半世紀近く前に化学物質の匂いに惹かれて入学した薬学部。
多くは勉強しませんでしたが、入学まもなくして合成医薬品の無力さ、そして病気にはクスリではなく毎日のバランス取れた食事が最も重要だという境地に達していました。
故郷を離れた貧しい学生生活では、十分な食事が摂れず、ビタミンB6欠乏による皮膚炎に悩まされました。
フィリピンへ単身赴任した際には、尿酸値が上がり、膀胱結石と血尿も経験しました。
ノニに出会ってから愛煙家振りに拍車がかかり、毎晩の晩酌も美味しく、インドネシアへの渡航は大きな楽しみになるほどです。
会社経営に失敗し、ストレスで大きな胃潰瘍や神経性大腸炎に悩まされましたが、原因が無くなれば無事回復もしました。
60数年の人生で薬に依存した生活はほとんどありません。
奨学金を戴いて学生生活を無事終えたため、製薬会社に御礼奉公を致しましたが、医薬品開発に科学を重視しない会社には見切りをつけて16年勤務後辞めました。熱帯薬用植物ノニを推奨するには、このような背景があったのです。フェースブックで偶然見つけたこの著書に興味を持ち、早速購入して読みました。
著者の藤川一郎氏は、大手医薬品会社の医薬学術員として医師、薬剤師に医薬品の効能や副作用等を説明する仕事をされていた職歴を持つ方です。
推測するに、この学術宣伝業務の中で医薬品に対する疑問をお持ちになった様です。
そして、製薬会社を辞職され医薬品とは何か、病気や健康とは? など世界で最もクスリ好き、医者が好きな現在の日本人が抱える疑問点や問題点を講演などで啓蒙活動されています。
フィリピンへ単身赴任した際には、尿酸値が上がり、膀胱結石と血尿も経験しました。
ノニに出会ってから愛煙家振りに拍車がかかり、毎晩の晩酌も美味しく、インドネシアへの渡航は大きな楽しみになるほどです。
会社経営に失敗し、ストレスで大きな胃潰瘍や神経性大腸炎に悩まされましたが、原因が無くなれば無事回復もしました。
60数年の人生で薬に依存した生活はほとんどありません。
奨学金を戴いて学生生活を無事終えたため、製薬会社に御礼奉公を致しましたが、医薬品開発に科学を重視しない会社には見切りをつけて16年勤務後辞めました。熱帯薬用植物ノニを推奨するには、このような背景があったのです。フェースブックで偶然見つけたこの著書に興味を持ち、早速購入して読みました。
著者の藤川一郎氏は、大手医薬品会社の医薬学術員として医師、薬剤師に医薬品の効能や副作用等を説明する仕事をされていた職歴を持つ方です。
推測するに、この学術宣伝業務の中で医薬品に対する疑問をお持ちになった様です。
そして、製薬会社を辞職され医薬品とは何か、病気や健康とは? など世界で最もクスリ好き、医者が好きな現在の日本人が抱える疑問点や問題点を講演などで啓蒙活動されています。

一般的な医薬品に対する不満や不信があることは承知しているのですが、この書籍では具体的に、分かりやすく、そして医薬品名を含めた実例が多数示されています。
まさに、薬剤師としても眼の鱗が何枚も剥げ落ちた感じがしました。
ぜひ皆様にもご一読をお勧めします。
この書籍の内容は、下記の目次で容易に推測できると思います。
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