喫煙と肺癌

煙草、喫煙は本当に肺がんの原因なのか?

肺がんについて

手元に1956年初版、1972年改訂第2版の病理学の本があります。
1973年に病理学学習のために購入した最初の本。
医薬品の安全性評価のために、病理学の必要性を初めて感じた製薬会社に入社2年目の情熱を持った若いころの話。
その後、信州大学医学部第一病理学教室(河合博正教授、石井善一朗客員教授、重松秀一教授にご指導を受ける)で臨床病理や実験病理を学ぶことになりました。

この教科書「病理学新書」の病理学各論、気道の病変の項に「肺がんとタバコの関係」について述べられています。以下に全文をそのままお示しします。

「シガレット(紙巻きタバコ)喫煙者に肺がんが多く発生するので注意すべしとの論文があらわれ世界の注目を集めている。

タバコ肺がん論者の理由は、

1統計的にみてシガレット喫煙者に肺がんの発生が多い。

 すなわち
  ①120本異常は有意の差を持って発生が多く、40本以上の人は非常に危険である。
 ②長い期間吸っている人ほど発生率が高く20年以上は非常に危険である。
 ③女子の肺がんは極めて少なかったが女子喫煙者が増えるに従って肺がん発生も並行して増加している。

2シガレットタバコのヤニの中に発ガン性物質が含まれていることが分析の結果わかっている。


3病理解剖的に肺がんは未分化癌、扁平上皮癌、腺癌に大別されるが、タバコにより増加している肺癌は扁平上皮癌である。

 これは喫煙による気管枝上皮の慢性障害が扁平上皮癌発生の母体となるためである。の3点である。

このことは欧米では大凡の同意が得られ、積極的に喫煙を押さえる運動が展開されつつある。
わが国の体制はこの問題に対しては慎重であった。
わが国では喫煙量、期間と肺癌に関する確実な統計がないこと、また扁平上皮癌が増加していないことの理由からタバコと肺癌を直接関係づけることを保留している。

なお、葉巻、パイプタバコは肺癌発生と無関係であるといわれシガレットの紙が悪いとする説が強い。

また、フィンランドは煙草の消費量は少ないが肺癌の発生が高いということが地理病理学的に知られており、問題はさらに検討を要する。

病理学新書、261~262頁、EM新書刊行会編、金芳堂

日本の肺癌研究

1972年当時の喫煙と肺癌に関する病理学者の一般的、合意される考えが述べられており、重要な3点が指摘され注目すべきです。
このことは、現在でも病理学者の共通の認識である。
1日本には喫煙と肺癌発生を裏付ける確かな統計がない。
2喫煙で発生すべき扁平上皮癌は増えていない。
3煙草消費量が少ないフィンランドでは肺癌発生が高い。

1について、指摘にあるように日本での統計学的成績があり、喫煙と肺癌発生との関係が確認されているのか?
多分無いでしょう。
発がん性物質のほとんどは、試験管内試験あるいは動物実験で発がん性が確認されるが、煙草の発がん性を示す科学的証拠は現在のところない。
知る限り、フェレットの煙草の煙を吸わせたところ、扁平上皮化生が生じる程度であり、がんには至っていない。

逆に日本では喫煙率の減少と共に肺癌発生率は増加しており、大きな矛盾が見られます。

『コンフォール』 愛煙家通信 No.14 2015年秋号、葦原祐樹(医学博士)より転載。


2について、日本において最近の解剖後病理診断がされた肺癌では、腺癌が扁平上皮癌の2倍近くに上る。
肺癌を喫煙と関係する扁平上皮癌だけでなく、その他の要因の関与が強い腺癌、大細胞癌、小細胞癌をまとめ、因果関係を不明瞭にし、喫煙だけが肺癌発生の主要因とする意図に思える。
喫煙率の低い女性近年腺癌の発生率が上昇し、肺がんは女性のがん死亡率の2位になっている。

気管支・肺の腫瘍、2015年

癌の組織系

例数

扁平上皮癌 279
腺癌 510
大細胞癌 31
小細胞癌 167
その他 246

日本剖検輯報より

3については、喫煙とは関係しない肺癌発生要因の存在を強く示唆している。これについて研究がされているのであろうか?
肺癌の原因追及研究には、フィンランドの疫学調査が必要であり、何らかの肺がんの原因が解明されると思う。
残念ながら、いまだ不明である。
フィンランドでは、高い肺癌発生率を鑑み喫煙者を対象としたビタミン剤の投与による肺がん抑制試験が行われたが、予想に反した結果となっている。

ノニジュースと肺癌

ハワイ大学で学んでいたHirazumi博士が興味ある実験を行っている。
Lewis 肺癌というマウス肺癌実験モデルで、ノニジュースが様々な抗がん剤との併用で延命効果があることを証明している。
ノニ科学読本1参照)

また、東京ノニ研究所の共同研究者のIngrid Waspodo博士は、ノニジュースが発ガン物質によるDNAの変異と傷害を抑制する事を明らかにし、ノニの抗ガン作用を裏付けている。
ノニ科学読本1及びノニ科学読本2参照)。

50年以上の愛煙家にとって

20歳の時に興味半分、となりの部屋にいた水産学部の悪友に奨められ始めた喫煙は、学生時代に定着してしまった。
貧乏学生にとっては煙草を買うことも困難であり、最も安くて強い両切りの「しんせい」とか「いこい」を吸ったものです。

就職してからは余裕が出てきたため「セブンスター」を愛飲し始めたが、加齢とともにできるだけニコチン・タールの少ないものが好みになってきている。
何度も禁煙を試みたが、そのたびに肥満になって行き総ての着衣が合わなくなり、経済的に苦しいため喫煙を再開した。
田舎の製薬会社の給料は安く、国税を支払う基準に達していなかったので、煙草購入で間接税で国に貢献することも、喫煙の一因です。
結婚当時の54㎏のスリムさは、妻の手作り料理により健康体になり、1日2食にも拘らず20数年前より70㎏強を維持している。

喫煙が肺癌と関係することは病理学者の間では信じられ始めており、河合教授も私たちの目の前で肺癌による心臓圧迫で倒られた。
ピースの愛煙家だった。

このような脅迫観念は絶えず持ち続けていたが禁煙に至らず、1998年インドネシアでノニに出会った時には、この南洋の果物が私を救ってくれると嬉しくなったものである。
真剣にノニの葉の煙草も考えたことがあるが、今で言う脱法ドラッグに属するのかは分からない。


さらに、2005年インドネシアのパプア島でであったブアメラ(赤い果実)のβ-クリプトキサンチンの肺癌発生抑制効果に着目し、現在に至るまで毎日欠かさずノニジュースともども愛飲している。
β-クリプトキサンチンはノニには含まれず、両者の併用が肺癌抑制に相乗効果をもたらすものと考えている。
ブアメラを飲み始めてから、喉の調子は良くなり、喫煙に伴う咳は止まり、痰の切れも良く、気のせいかもしれないが煙草が美味い。

煙草はほんとに悪いのですか?

いたるところに禁煙マークを見かけるようになって約10年。
愛煙家は喫煙の権利を失い、非喫煙者は嫌煙家となって嫌煙権を振りかざすようになった。
確かに愛煙家のマナーは悪かった。
煙草の匂いを好む人は少ないであろう。
煙草にニコチンの脳内吸収を上げるために加えたアンモニアの所為であるが、ニコチン含量を下げる度に増加するアンモニアについて、タバコ製造会社の商売根性に腹が立つが誰も文句は言わない。

煙草栽培もアメリカ産のポロニウムを含む肥料を使用していると思うが、農家は何も知らされていないだろう。
世の商売人は、他人のことを考えず個人の利益のみ追究する。
欧米型の利己主義に我が国も陥ってしまっていることに懸念を持つ。

2018年7月には受動喫煙防止法が成立した。
東京都や千葉県は、この法律を超えた憲法違反の受動喫煙防止条例を制定しているが、今後憲法違反で訴訟問題に発展するであろう。

喫煙と肺癌の関係には疑念が湧いて来る。
肺癌増加は、喫煙以外の他の要因も関与しているのではないか?
自動車排気ガス、工場からの排煙、日常摂取する加工食品の添加物、天然物を精製と称して非天然物化された食用油、あるいは現在は不明の何か?が原因である可能性がある。
さらに、農薬と化学肥料漬け、ビニールハウス栽培農産物の栄養価の低下や欠損、異常物質の蓄積も考えられる。
専門家は、女性ホルモンが肺発がん(特に女性に多い腺癌)に関与しているのではないかと、仮説を提唱している。

政府発表、研究者やマスコミなどの先入観、感情的にならず、改めて真剣に肺癌発生のリスク要因を研究する必要がある。

ブアメラを飲み始めてから、喉の調子は良くなり、喫煙に伴う咳は止まり、痰の切れも良く、気のせいかもしれないが煙草が美味い。
確かな証拠はないが、研究者としての感は意外と正しいと自分自信を評価している。

喫煙はこんなに善いのです!

喫煙する民族は戦争をしない、喫煙者はパーキンソン氏病やうつ病にならない、毎年3万人を超える自殺者のほとんどは非喫煙者、煙草は3本目の腕、6本目の指、受動喫煙理論の嘘と喫煙者の配偶者は長生きするという成績、などなど喫煙の善い面も評価できるのはないか。

しかし無害とは言えないから、健康増進・維持、病気の予防や治療を兼ねて、特に愛煙家はノニジュースとパプア原住民6万年の栄養食品ブアメラを摂取することを強くお奨めしたい。

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