6万年のノニの歴史

6万年のノニの歴史を持つパプア島

ノニの原産地は、インドネシアのモロツカ諸島(現在のマルク諸島)であることは、既に広く知れ渡っています。
マルク諸島はインドネシアよりメラネシアに属すという方が正確だと思います。

10万年前はるばるアフリカから移動した現生人ホモサピエンスは東へ東へと海岸沿いを、そして島から島へと渡り、6万年前にパプア島に到着しました。
この間にマルク諸島を経由していることは,メラネシア人が今でも先住民として住んでいることから、確実でしょう。
マルク諸島で見つけたノニ果実を臭いとか不味いとか言いながらも、航行中の食べ物として、病気の時の薬として有益であることを知り、パプア島に持ち込んだことは容易に推測できます。

マルク諸島の中心がAmbon, 直ぐ東がパプア島

中国南部から移住した現マレー人のインドネシア人がスンダ大陸に持ち込んだのは、約6,000年前。
パプアにはそのはるか前に持ち込まれたのです。

しかし、パプアの先住民はインドのアユールベーダの教えを知らず、マレー系の住民とは異なり、残念ながら医薬品としての利用へ発展させていないように思われます。
ただ、精力剤として男性だけが使用しているようです。

ノニ以上に人気があるのが、ピニャン(pinan)と呼ばれるビンロウの実です。
ビンロウの実をキンマの葉と石灰とともに噛み、清涼剤として好み、老若男女の嗜好品となっています。

しかしながらも、低地に住むパプア人はノニの木を植えており、精力剤だけでなく何かの目的で使用しているものと思いますが、調査不足です。
ピニャンを日常的に噛むと糖尿病になり、ノニ果実がピニャンによる糖尿病を抑制、改善することがオーストラリアの研究で分かっています。

パプアのノニの木

メンクド・ベサールのノニ果実
住宅に植えられているノニの木
ノニの木の持ち主の美人

今後の啓蒙として、パプア先住民にノニジュースを推奨することを促進したいものです。

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