70歳代の老衰死

若くして老衰者が死亡が増加?

新聞に掲載される訃報の知らせに、特に最近眼がゆくようになりました。
有名人、事業での成功者などが取り上げられます。

本日、令和元年6月11日、関西の風土から生み出された軽妙な小説群を世の出した田辺聖子さんのご逝去のニュースが、大きく取り上げられていました。91歳でした。

本日同時に、75歳男性、老衰で亡くなられた有名なイラストレーターの訃報の記事もありました。

本年3月には、写真家として著名な方の訃報が新聞に掲載されていました。
死因を見てびっくりです。
老衰です。78歳、男性です。

75歳、78歳の老衰での逝去とは、今の平均寿命80歳を超えた日本では考えられないこと。
両名の生活、健康状態についての詳細は報道されておらず推測の域を出ませんが、貧しい食生活であったものと思われます。
十分な食事の量であっても、加工食品、コンビニ食品が多かった、あるいは賄をする伴侶に恵まれていなかったのかもしれません。

老衰死とは

全身の機能が老化によって衰弱した状態を老衰。

老衰の死因としては、厚生労働省の死亡診断記入マニュアルでは、

「高齢者で他に記載すべき死亡の原因がない、いわゆる自然死の場合のみ用いる」と定義されています。

老衰から誤嚥性肺炎など別の病気を併発して亡くなった場合は、医師が老衰が直接の死因かどうか医学的な因果関係に従って判断する。
年齢の規定はないが、75歳未満で判断することは少ない。 
厚生労働省の人口動態統計によると、2016年に亡くなった約130万8千人の死因別では「がん」が約37万3千人(28.5%)で最も多い。
次いで「心疾患」約19万8千人(15.1%)、「肺炎」の約11万9千人(9.1%)、「脳血管疾患」の約10万9千人(8.4%)の順。

老衰死は約9万3千人(7.1%)で5番目の死因。
老衰死は高齢者の増加に伴い、2000年以降は増加しているようです。

老衰とは病気の有無は別としても、90歳以上の大往生を想起します。
沖縄の新聞で訃報記事をじっくり見たことがありますが、90歳以下の死亡には決して大往生などと記載されず、90歳以上の方へだけ与えられる勲章として大往生の言葉が使用されていました。

いくら死亡の直接原因がない、高齢者の死亡を老衰死というには、長寿世界一を誇る日本においては信じられない社会現象です。
どのような生活、特に食生活をされていたのか?
毒性学的の見地からいえば、栄養失調を原因とします。
肉眼的な器質的障害がなく、単に組織・臓器の生理機能低下が原因とします。

少なくとも88歳、米寿までは健康で他の人に迷惑をかけない生活を達成することが日本人に望むところです。
それには毎日の食生活が最も重要ではないでしょうか。
化学物質まみれの食品工業大量生産による加工食品の毒性は必ず加齢とともに顕在化するものです。
これらを避け、新鮮な農作物、魚肉るいなど幅広く自然由来のものを摂取すすることを心掛けたいものです。

70歳代で老衰とは。
絶対に避けなければなりませんし、それは可能です。
少なくとも米寿までの自立した健康生活が望まれます。

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