日本人医者も理解しない塩の意味

塩分が寿命を縮めるか?

産経新聞の健康cafeに目を通すことが多く、実地医家がどのように患者に対処し、どのような医薬品を与えているのかは勉強になる。
同時に間違った栄養学、病因理論に基づき患者の治療にあたっている場合もみられる。

本日、令和元年6月13日の健康cafe、154食事では、塩、塩分に対する医者の見解に大いに違和感をもった。
塩分の摂りすぎが非感染性疾患による死亡の増加につながるというもの。
塩分を減らすことなどが、健康で長生きに繋がると半ば断定しています。
そして、「注意した食事をしているからといって、健康診断を受けないとか地震の判断で治療薬をやめるとか、しないようにしてください。」と医者が通いとクスリ飲用を勧めています。

塩分について、この医者は高血圧患者へ塩化ナトリウムを想定して減らすようにアドバイスしていることは確かです。
「塩分の摂りすぎ」は、化学物質である塩化ナトリウムNaClの場合、注意しなければなりません。
それだけ、食品産業では化学物質塩化ナトリウムを食品に添加していることを示すものです。

塩分とは、ナトリウムだけでなくカリウム、マグネシウム、リンなど血液の浸透圧の調整、細胞の機能など身体の恒常性維持に不可欠な栄養素です。
塩化ナトリウムだけでなく、海水から得られた食塩にはこれらミネラルが塩分として豊富に含まれており。高血圧の原因とはなりません。

大正製薬は、化学物質塩化ナトリウムに塩化カリウムを加えた健康塩を販売しています。
普通の海水由来の食塩で済むことなのに、製薬メーカーの商品開発理念に疑問を感じます。

塩分は、塩化ナトリウムと天然海水から得られた食塩とを区別すべきなのですが、医療界、行政も区別していません。

食品栄養成分として日本では、ナトリウムあるいは「食塩相当量」を記載することが義務付けられています。
塩化ナトリウムを添加する食品には有益な指標になります。

しかし、高血圧および高血圧に続発する心臓・脳・腎臓・がんなどから予防し、健康長寿を求めるなら、ナトリウム含量に加えてカリウム含量を重要視すべきです。

カリウムはナトリウムの毒性に拮抗する作用があるのです。
即ち、ナトリウムとカリウムのバランスが重要なのです。

ノニ果実を含め一般の果実にはカリウムが豊富に含まれています。
高血圧および関連疾患の予防に果実を摂食することが望まれる所以です。

項目バリ島 
手作り塩
沖縄
国産塩
食塩

水分13.00.1
エネルギー12 kcal5kcal0
蛋白質0<0.1 g0
脂質0<0.1 g0
炭水化物2.9 g1.2 g0
ナトリウム33 g35 g39 g
灰分84.1 g?99.9 g
カルシウム250 mg1,100 mg22 mg
カリウム320 mg220 mg100 mg
マグネシウム790 mg190 mg18 mg
マンガン0.15 mg<0.01 mg痕跡
リン0<1 mg0
0<0.1 mg痕跡
亜鉛0<0.05 mg痕跡
0<0.01 mg0.01 mg

 

西垣敏明
昭和23年兵庫県生まれ。県立八鹿高校、長崎大学薬学部卒業。薬剤師、医学博士(信州大学)。
製薬会社にて新薬の安全性研究に従事し、(財)食品薬品研究センター、国際協力事業団(JICA)派遣の専門家としてフィリピン保健省で国際協力に従事。フィリピンに霊長類を用いた医薬品研究所設立に関与し、ODAの無償協力案件調査に従事。インドネシアでノニに出会い、以後ノニおよびその他インドネシア産熱帯薬用植物の研究開発をインドネシア政府と共同で行っている。東京ノニ研究所代表、信州大学医学部特別研究員。著書:ノニ科学読本1~4、漫画みなみのノニ子ドタバタ奮闘記、博士の愛したブアメラなど  

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください